
昨日は亀井理那さんが出演した舞台「蘇州夜曲」の千秋楽を見てきました。
会場は新宿の紀伊国屋ホール。
以前から紀伊国屋ビル4階にあるホールの存在は知っていましたが、足を踏み入れるのは初めてです。
古き佳き時代の匂いを漂わせる、暖かい雰囲気のホールでした。
キャパシティは400前後といったところでしょうか。
席はI列の中央付近で、非常に見やすかったです。
会場には、かつてモーニング娘。の現場で見た顔がちらほら。
中にはプラチナ9ディスコのツアーTを着ているお兄さんもいました。
管理人と同様、えりりんの妹の仕事ぶりが気になっている人が多い様子です。
舞台の筋は、現代版の任侠物といったところでしょうか。
主演の石垣佑磨さん、そしてプロデュースを手がけた水木英昭さんの凄みをきかせた台詞回しは圧巻。
特に、石垣さんが最後に披露する仁義切りは鳥肌が立つほどの格好よさです。
随所にギャグが散りばめられており、コメディとしても非常に楽しめる舞台でした。
作品の世界観にどっぷりと浸かることができた、至福の2時間だったと思います。
そして、初めて見た理那さんは、すらりと背が高い女の子。
18歳という年齢よりも、顔立ちはずっと大人びて見えました。
役所は売れっ子のデリヘル嬢。
出番は少ないながらも、一生懸命に舞台に取り組んでいる様子がうかがえます。
レベルの高い舞台に参加していることは、きっと今後の糧になるはずです。
千秋楽ということもあり、終演後にはダブルアンコールがありました。
いったんはけたキャストが再び姿を現すと、会場の至るところからコールが起きます。
その多くは「りなちゃん」「りなこ」。主役を食う人気ぶりです。
少し恥ずかしそうに口元を押さえ、潤んだ瞳で会場を見渡す理那さんが印象的でした。
カーテンコールを仕切っていた水木さんも、思わず「りなこコールしか聞こえませんが」と苦笑。
「せっかくだからしゃべろうか」と理那さんに舞台中央に来るよう促します。
千秋楽を迎えた感慨からか、言葉に詰まりながら口を開く理那さん。
水木さんから「ペタペタしゃべらない、しっかりしゃべる!」とアドバイスが飛びます。
理那「今回はデリヘル嬢の役で・・・」
水木「誰もそんなにはっきり言ってないけどね(笑)」
理那「(役を)やったことないから、どうすればいいか分からなくて、ユーチューブで調べたり・・・」
これには、キャスト陣も大笑いしながらしゃがみ込んでいました。
理那「あと、私、猫背なんですね。しっかり背筋を伸ばすよう、みんなに言われました」
石垣「1日に何回も言ったよな~」
しばらくグダグダ気味のトークが続き、その度に巻き起こる笑い。
最終的には、水木さんから「りなこ、戻ろうか(笑)」と完全に寒いキャラ扱いをされていました。
その様子は、まるでえりりんの分身のよう。
やっぱり、この子はえりりんと血がつながっているのだと感じました。
ダブルアンコールが終わった後、ロビーの物販コーナーには理那さんの姿が。
多くのファンに取り巻かれ、笑顔を振りまいていました。
ファンの多くは、えりりんとのつながりで理那さんを応援しているのだと思います。
いくらお姉さんを見て芸能界に憧れたとはいえ、本人としては微妙な思いもあるかもしれませんね。
しかし、とっかかりがあるのは決して悪いことではありません。
それに、本人に魅力がなければ、そもそもファンはつかないはずですから。
管理人も、これからは「いもりん」ではなく、理那さんと呼んでいきたいと思います。
年齢的に考えて、理那さんはこれから本格的に演技の勉強をしていく時期。
仲間や舞台に恵まれ、少しずつでもいいから経験を積んでいくことを祈っています。
管理人も、遠くからその様子を見守っていきます。
この会場では、もしかしたらえりりん本人に会えるかもしれないという期待もありました。
残念ながらこの日は来場していなかったようです。
15日に家族そろって観劇したようなので、仕方がないですね。
もっとも、えりりんはこのところ、ハロプロ関連のコンサートや舞台に積極的に足を運んでいるようです。
そのうち、どこかでばったり再会できる日が来るかもしれません。
何はともあれ、満足度の高い舞台でした。

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