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モーニング娘。6期メンバー亀井絵里さんを中心にハロプロを応援するブログです。ネタがない時は管理人の日記になってしまう可能性もありますが、マイペースに、かつ真剣に、亀の歩みのごとく更新して参ります。
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ソロのコーナーが終わると、えりりんとさゆが上手から登場。
2人ともショートのドレスに衣装替えしていた。
色はえりりんがえんじ、さゆがピンク。

「緊張したよね~。さゆは緊張すると胃が痛くなる人じゃない。
私はならないんだけど、今日はすっごく痛くなって、もう私どんだけ緊張してるのよって」

「今は?」

「今はもう1人いるからね」

そんなやり取りの後、えりりんが「なくもんか」を好きになったきっかけを話し出す。

「きっかけは、愛ちゃんがさゆにいきものがかりさんのアルバムをあげたんだよね。
私はそれを横で見ていて『あ、そっちに行っちゃう?』って思ったんだけど。
さゆの家に行った時に『借して』って言って、アイポッドに入れて何度も聞いて。
本当に素敵な曲だなって思ったの」

「何で選んだの?」

「とにかく最高。いきものがかりさんが好きなんだけど、この曲は歌詞がまっすぐで好き。
映画の主題歌にもなったんだけど、それも見て感動したし、歌いたいなって思ったの」

「で、どうだった?」

「だから胃痛だってば(笑)」

「でもさ、(幕の)後ろで見てて、すっごい感動したよ。
みんなに影が見えちゃったらどうしようと思ったけど。
なくもんか、聞かなきゃ!って思ったもん」

愛ちゃんにもらったのに聞いてなかったのかwという突っ込みはさておき。
今度はさゆが「大スキ!」を選曲した理由を話し出す。

「お兄ちゃんが広末涼子さんが好きなのね」

兄重話に、なぜか会場から笑いが起こる。

「え、何で何で?」

「分かる分かる、めっちゃ面白いよね。
さゆのお兄ちゃん、めっちゃ好青年なんですよ」

「そっか、絵里は会ったことあるんだもんね。
(山口から)送ってもらったんだよね」

「そうそう、飛行機に乗って」

「お家にDVDとかポスターとかがあるから、私も(ヒロスエを)好きにならざるを得ない環境で育ったの。
やっぱり、歌うならアイドルソングがいいかなって思って、ぜひ聞いてほしいなって」

「さゆっぽいよね。裏でマネージャーさんが『あれ、これ道重の曲じゃないよね』って話してたくらいマッチしてた」

「途中で歌詞が飛んじゃったけどね」

「出た。道重さん得意のららら~(で誤魔化す)だ」

「音程は外さなかったから、プラマイゼロだけどね」

親友の2人らしいやり取りの後、話題はご飯へ。
メンバーも同じものを食べていたらしい。

そこへ、お色直しを終えたれいなも合流する。
彼女もショートドレスで、色は目が覚めるようなターコイズブルー。

「早かったね~」と驚くえりりん。

「こういう状態やった。(着せ替えの)お人形さんみたい」

れいなが背筋をしゃきっとし、手を斜め下に伸ばすポーズをとる。

「なんか絵里、セクシーやん。ニーハイよ、ニーハイ。
男はやっぱりニーハイ(が好き)よね。男目線やけど、やらしーやん」

突然スケベオヤジと化したれいな。
僕の席からは角度の関係で見えないが、えりりんが履いているニーハイが気に入ったようだ。

「うん。21歳の女性っぽさがある」

さゆも同調すると、えりりんがちょっと恥ずかしそうに「ありがとう」と言っていた。

「さゆはファンタジーみたいやね」

「あ、分かる。バービー人形っぽい」

そう言われたさゆもまた、嬉しそうな顔をしていた。
「お人形さんみたい」と言われるのは、いくつになっても女性にとっては嬉しいものなのだろう。

続いて歌うのは、「女が目立ってなぜイケナイ」のカップリング、「泣き出すかもしれないよ」。
選曲理由は「まだコンサートで歌ったことがないので、6期で一番乗りをしたかったから」とのこと。
恋人の気まぐれさを嘆く女心を歌ったこの曲は、どこか懐かしい80年代の匂いがする。
娘。の曲としては珍しく、歌詞に横文字どころか片仮名も全く登場しないせいだろうか。
個人的には「情念系」の曲は苦手だが、ディナーショーという場には合っていたように思う。

趣は一転し、夏らしい曲を集めたメドレーへ。
ハピサマ、サマーナイトタウン、真夏の光線の3曲がピックアップされた。

いずれもメドレーに栄える名曲揃いだ。
ハピサマはいかにもアイドルらしく、サマナイはコテコテのシャ乱Qサウンドをファンキーに。
そして、個人的にも思い入れが深い「真夏の光線」である。
初めて聞いた時、雷に打たれたような衝撃を受け、娘。にのめり込んでいくきっかけになった。

開放感のあるサビのメロディに乗せ、クラップをするのがお約束だ。
基本的には明るいテイストなのだが、かすかな切なさが余韻を引いているところがいい。
「エンドレスサマー」という歌詞の行間に、夏は必ず終わるものだという意味が感じられるからだろうか。

オルゴールのようなアウトロに乗せ、3曲を歌いきった3人が思い思いに体を揺らす。
ライトに浮かぶその姿には、往く夏を惜しむような叙情感があふれていた。
そして、その夏は、3人で過ごす最後の夏でもある。
おそらく、この組み合わせでこの曲が聞けるのは、今回のディナーショーが最初で最後だろう。
この場で聞けて本当に良かったと思った。

さて、楽しい時間が過ぎるのは早いものだ。
今日のステージを一緒に盛り上げてくれたバンドのメンバーが紹介される。
1時間のショータイムが終り、いよいよ最後の曲へ。

「6期は元気なイメージがあるから、あんまりしっとりしたイメージはないと思うのね。
でも今日はディナーショーだから、しっとりした曲でお別れしたいなって」

そう言ってえりりんが紹介した曲は「Loving you forever」。
春ツアーでも歌われた、とてもきれいなバラードだ。
ゆったりとしたメロディに身を委ね、しばし曲の世界をたゆたう。

ステージに並ぶ3人の姿を眺めていると、いつか見た情景が目に浮かんだ。

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「今回は3人とも合格です」

そう告げられた3人は、たっぷり28秒間ほど固まったのであった。
無理もない。彼女らは中学生にして、あまりに大きな人生の岐路に直面してしまったのだから。

2003年1月19日。
モーニング娘。6期メンバーが誕生した瞬間である。

光陰矢のごとしと言うが、それから早くも7年7カ月が経った。
娘。の絶頂期が過ぎた時代に加入した彼女たちは、常に下り坂の中でもがいてきたように思う。
3人の7年7カ月は、世の中が押し付けた「落ち目」というレッテルと戦う7年7カ月ではなかったか。

世の中の変化に個人の力で抗するのは、とても難しいことだ。
バブル期に少年時代を過ごし、失われた10年の間に社会に漕ぎ出した僕らの世代は、そのことをよく知っている。

しかし、亀井絵里道重さゆみ田中れいなの3人は、厳しい環境の中でも立派に成長してくれた。
その流儀は三者三様に異なる。

えりりんの場合は、在りのままを受け入れ、その中でも自分を崩さぬこと。
れいなはがむしゃらな自己主張を続けること。
さゆは自分の個性を大事にし続けること。

粒揃いのこの代がいなければ、娘。の歴史は一体どんな経路を辿っていたのだろうか。

この中から、年末にえりりんが抜ける。
7年7カ月を経て、3人の物語は新たな章をつむぎ出すことになった。

締めの曲を堂々と歌い終え、来場に対する謝意を告げて袖へと消える3人。
僕はそれを見届けると、席を立って帰路についた。

6期が3人で過ごす最後の夏は、自分がモーヲタとして過ごす最後の夏でもある。
再び湿気と人いきれの中に身を置いた僕は、さきほど聞いた「真夏の光線」を反芻していた。

AH 去年とこの夏は違うわ
あなたがいる 淋しくない
エンドレス エンドレスサマー

終わらない夏があれば、どんなにか素敵だろう。
願わくば、この幸せの余韻だけは、少しでも長く続きますように。

(終)
コメント
この記事へのコメント
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ ヨッ!

レポお疲れ様でした。
何人のファンがそう思っているように
このレポを読んで私も「行っておけば良かった・・・」
と後悔しています。


楽しくて、そして切ない時間を
過ごされて羨ましいです(^^;
2010/08/16(月) 12:41 | URL | シュウ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
シュウさま

コメントありがとうございます!

> 楽しくて、そして切ない時間を
> 過ごされて羨ましいです(^^;

3人の6期と同じ空間を共有できるのも、あと4カ月だと思うと本当に切ないです。
悔いを残さぬよう、管理人も全力で駆け抜けたいと思っていますので、またブログを覗いてみてくださいね!
2010/08/18(水) 00:48 | URL | ゴイサギ #-[ 編集]
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